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民泊×SDGs|廃棄物削減に取り組むホストがゲストに選ばれる時代
参考・引用元
- 住宅宿泊事業法(民泊新法)(e-Gov法令検索)
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(e-Gov法令検索)
- 民泊制度ポータルサイト(届出状況)(観光庁)
- プラスチック資源循環促進法(2022年4月施行)(環境省)
- 食品ロス量の推計値(消費者庁)
- 訪日外国人旅行者数・消費額(観光庁)
- SDGsとは?(外務省)
- Sustainable Travel Report 2024(Booking.com)
※本記事は上記資料等を参考に作成しています。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
目次
旅行者の環境意識の高まりと民泊SDGsへの取り組みが選ばれる理由
民泊でSDGsに取り組み、廃棄物削減を実践するホストがゲストに選ばれる時代になっています。世界最大のオンライン旅行会社であるBooking.comが2024年に発表した「サステナブル・トラベル・レポート」によると、旅行者の約75%が「今後1年間でよりサステナブルな旅行をしたい」と回答しています。
こうした旅行者の環境意識の高まりは、民泊の選択基準にも影響を及ぼしています。清潔さや立地だけでなく、環境への配慮が宿泊先選びの重要な要素になりつつあるのです。本記事では、民泊オーナーがSDGsの視点で廃棄物削減に取り組む方法と、それを差別化のポイントとして活用する方法を解説します。
SDGsと廃棄物処理の関係|目標12「つくる責任つかう責任」
SDGs目標12とは
SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで採択された17の国際目標です。その中で廃棄物処理に直結するのが、目標12「つくる責任つかう責任」です。

目標12では、2030年までに廃棄物の発生を大幅に削減することが掲げられています。具体的なターゲットとして以下が含まれます。
- ターゲット12.3:2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たり食料の廃棄を半減させる
- ターゲット12.5:2030年までに廃棄物の発生を予防・削減・再利用・再生利用により大幅に減少させる
民泊事業との関わり
民泊は宿泊事業であると同時に、日常的に廃棄物が発生する事業です。ゲストの滞在ごとに生活ゴミ・食品ゴミ・アメニティの包装材などが排出されます。つまり、民泊オーナーは廃棄物の「発生源」として、SDGs目標12に直接関わる立場にあるのです。
民泊で実践できるSDGsの取り組み
分別の徹底とリサイクル率の向上
民泊物件で排出されるゴミの分別を徹底することは、SDGsへの最も基本的な取り組みです。
- 分かりやすいゴミ箱の設置:可燃・不燃・プラスチック・ペットボトル・缶・びんなど、種類別のゴミ箱をピクトグラム付きで設置する
- 多言語の分別ガイド:インバウンドゲストに向けた英語・中国語・韓国語の分別案内を用意する
- リサイクル可能な素材の活用:アメニティや消耗品の素材をリサイクル可能なものに切り替える
食品ロスの削減
環境省の発表(2024年)によると、日本の食品ロス量は年間約472万トン(2022年度推計)です。民泊でも調理用食材の使い残しやゲストが持ち込んだ食品の廃棄が発生します。
- 必要最小限の食材提供:朝食付きプランの場合、適正量を把握して過剰提供を避ける
- 地産地消の推進:地元の食材を少量で提供し、フードマイレージを削減する
- コンポストの導入検討:庭やベランダがある物件では、生ゴミの堆肥化も選択肢になる
使い捨てアイテムの削減
- リフィル式アメニティ:シャンプーやボディソープをボトル備え付け型にする(2022年4月施行の「プラスチック資源循環促進法」でも使い捨てプラスチック削減が求められています)
- マイボトル対応:ウォーターサーバーや浄水器を設置し、ペットボトル購入を減らせる環境を整える
- 布製クリーニングクロス:使い捨てペーパータオルの代わりに再利用可能な布を用意する
環境配慮をアピールする方法
Airbnbリスティングでの訴求
Airbnbでは、リスティング(物件掲載ページ)にサステナビリティへの取り組みを記載することが可能です。以下のような情報を積極的にアピールしましょう。

- 「分別用ゴミ箱を各部屋に設置しています」
- 「リフィル式のアメニティを採用しています」
- 「許可を持つ廃棄物処理業者と定期契約を結び、適正処理を行っています」
- 「食品ロス削減に取り組んでいます」
ゲストへの情報発信
- ウェルカムガイドにSDGsへの取り組みを記載する
- チェックイン時のメッセージで、分別協力のお願いと環境配慮の姿勢を伝える
- SNSでサステナブルな取り組みを発信し、環境意識の高いゲスト層にリーチする
口コミでの好評価につながる
環境に配慮した運営は、ゲストからの口コミ評価にもプラスに作用します。「環境に配慮している宿だった」「分別がしやすかった」といったポジティブなレビューは、次のゲスト獲得につながります。
適正な廃棄物処理体制がSDGsの基盤になる
許可業者との契約が前提
SDGsに取り組むうえで最も重要な基盤は、適正な廃棄物処理体制です。民泊で発生するゴミは事業系一般廃棄物に分類され、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)第3条に基づき、事業者自らが適正に処理する責任を負います。
具体的には、大阪市・堺市の一般廃棄物収集運搬業許可を持つ業者と定期契約を結ぶことが法的な義務です。無許可業者への委託は、廃棄物処理法第25条により5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはこれらの併科の対象となります。
適正処理なくしてSDGsは語れない
いくら分別やリサイクルに取り組んでも、最終的な廃棄物の収集・処理が適正でなければ、SDGsへの取り組みとして不完全です。許可業者による適正な収集運搬と処理があってこそ、リサイクル率の向上やCO2排出量の削減が実現します。
当社の場合:許可業者による適正処理でSDGs目標に貢献
大泉衛生株式会社は、大阪市・堺市の一般廃棄物収集運搬業許可を保有する許可業者として、民泊物件の廃棄物を適正に処理しています。1,400件以上の収集ポイントでの実績を通じて、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献しています。
当社では、廃棄物管理士の資格を持つスタッフが在籍し、民泊物件ごとに最適な分別・回収体制をご提案いたします。また、安全運転講習会を定期的に実施し、収集車両の燃費向上やCO2排出量の削減にも取り組んでいます。静音式パッカー車の導入とエンジンストップ収集も、環境負荷低減の一環です。
さらに、年間365日の収集体制により、ゴミが溜まって衛生環境が悪化するリスクを防ぎ、清潔でサステナブルな民泊運営をサポートいたします。
FAQ
Q1. SDGsへの取り組みを始めたいのですが、何から手をつければよいですか?
A. まずは廃棄物処理体制の見直しから始めることをおすすめします。許可業者との定期契約による適正処理は、SDGsの基盤となる取り組みです。そのうえで、分別の徹底やアメニティの見直しなどを段階的に進めるとスムーズです。
Q2. 小規模な民泊でもSDGsへの取り組みは意味がありますか?
A. はい、規模に関係なく取り組む価値があります。むしろ小規模な民泊だからこそ、オーナー様の姿勢がゲストにダイレクトに伝わり、口コミ評価の向上や差別化につながります。環境配慮を重視するゲスト層の獲得にも効果的です。
Q3. 適正処理されていることをゲストにどう証明できますか?
A. 大阪市・堺市の一般廃棄物収集運搬業許可を持つ業者と契約していることをリスティングに記載したり、契約書のコピーを物件に備え付けたりする方法があります。当社との定期契約がSDGsへの取り組みの証明になります。
SDGsに配慮した廃棄物処理を|見積フォームから定期契約のご相談を
民泊×SDGsの取り組みは、環境意識の高いゲストに選ばれるための重要な差別化ポイントです。その基盤となるのが、許可業者による適正な廃棄物処理体制です。大泉衛生株式会社は、大阪市・堺市の許可業者として、SDGsに貢献する廃棄物管理をサポートいたします。
Webの見積フォームから簡単にお見積もりいただけます。サステナブルな民泊運営を目指す方は、お気軽にご相談ください。
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