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蛍光灯の2027年問題|大阪の店舗・オフィスがLEDに切り替える手順と費用、使用済み蛍光灯の処分まで

蛍光灯の2027年問題|大阪の店舗・オフィスがLEDに切り替える手順と費用、使用済み蛍光灯の処分まで

「蛍光灯が買えなくなるらしい」——2027年を前に、店舗やオフィスを持つ方からこうしたご相談が増えています。半分は本当で、半分は誤解です。この記事では、何がいつ終わるのか、手元の蛍光灯はどちらなのか、LEDにどう切り替えるか、そして取り外した蛍光灯をどう処分するかを、大阪の事業者向けに順に整理します。

切り替えと処分は、本来ひとつの流れです。大泉衛生では、LED製品を手がける協力会社のライレイ株式会社と組んで、LEDへの入れ替えから使用済み蛍光灯の回収までを窓口1つでお引き受けしています。詳しくは記事の後半で。

オフィスの天井で蛍光灯からLED照明へ切り替わっていく様子のイラスト
▲ 蛍光ランプは2026〜2027年で製造が終わります。使い続けられますが、交換用のランプは手に入らなくなります。

蛍光灯の「2027年問題」とは

2023年11月、水銀に関する水俣条約の第5回締約国会議で、一般照明用の蛍光ランプの製造と輸出入を、2027年までに段階的に廃止することが決まりました。日本では環境省と経済産業省が、次のスケジュールを案内しています(出典:環境省・経済産業省 リーフレット(2024年2月))。

種類見分け方製造・輸出入の廃止
直管・環形(ハロリン酸塩系)一般タイプ。品番に「EX」「3波長形」の表示がない2026年12月31日
コンパクト形ツイン管など2026年12月31日
直管・環形(三波長系)プレミアムタイプ。品番に「EX」または「3波長形」2027年12月31日
一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入の廃止スケジュール
▲ 一般タイプ(ハロリン酸塩系)は2026年末、三波長系は2027年末。いまから数か月〜1年あまりです。

使えなくなるのではなく、買えなくなる

ここが最も誤解されている点です。廃止されるのは製造と輸出入であって、いま付いている蛍光灯を使い続けることも、廃止日までに作られた在庫を売り買いすることも禁止されません。

ただし、交換用のランプは在庫がなくなり次第、手に入らなくなります。切れたときに替えがない、あっても価格が上がっている、という状況が現実的に起こります。店舗であれば「一部だけ暗い」状態が続くことになり、営業に響きます。

お手元の蛍光灯はどちらか|品番で見分ける

廃止の時期は、同じ直管でも種類によって1年違います。ランプ本体に印字された品番で見分けられます。

蛍光灯の品番でハロリン酸塩系と三波長系を見分ける方法
▲ 品番が「F」で始まれば蛍光ランプ。「EX」や「3波長形」の表示がなければ一般タイプ(2026年末)です。
  • 品番が「F」で始まるものが蛍光ランプです(FL、FLR、FHF、FCL など)
  • 品番に「EX」または「3波長形」の表示があれば三波長系(2027年12月末まで製造)
  • 表示がなければハロリン酸塩系の一般タイプ(2026年12月末まで製造)

海外製は表記が異なることがあります。分からない場合は器具のメーカーや電気工事店に確認するのが確実ですが、LEDに切り替えるなら、この確認自体が不要になります。

放置するとどうなるか

交換用の蛍光灯の在庫が残りわずかになった資材棚と、切れた蛍光管のイラスト
▲ 製造が終わったあと、交換用ランプは在庫がなくなり次第おしまいです。切れてから探すと間に合いません。
  • 交換ランプが手に入らない:在庫切れのタイミングは店や地域によって違い、読めません
  • 価格が上がる:残り少ない在庫は値上がりしやすくなります
  • 古い器具そのものの劣化:蛍光灯器具の安定器は使い続けると発熱・故障のリスクが高まります。ランプだけ替えても器具の寿命は延びません
  • PCBの問題:1977年(昭和52年)3月以前に建てられた建物では、照明器具の安定器にPCBが含まれている可能性があります。低濃度PCB廃棄物の処分期限は2027年3月31日です(出典:環境省 低濃度PCB廃棄物早期処理情報サイト)

つまり、いずれ切り替えは避けられません。問題は「いつ、どの順で」です。営業への影響が少ない時期に、計画的に進めるのが結局いちばん安くつきます。

LEDへの切り替え方は2通り

LEDへの切り替え方法 ランプだけ交換と器具ごと交換の比較
▲ どちらを選んでも、取り外した蛍光ランプは「水銀使用製品産業廃棄物」として処理が必要です。

A.器具はそのまま、ランプだけLEDに替える

費用を抑えられる方法です。ただし直管LEDには工事なしで差し替えられるタイプと、安定器を外す配線工事が必要なタイプがあり、器具との組み合わせを間違えると点灯しなかったり、安定器が発熱したりします。器具が比較的新しく、本数が少ない場合に向いています。

B.器具ごとLED一体型に替える

電気工事が必要ですが、安定器の劣化や発熱の心配がなくなり、器具の寿命もリセットされます。器具が古い、本数が多い、建物全体をまとめて更新する、という場合はこちらが現実的です。古い建物では、このときに安定器のPCBの有無を確認します。

どちらの場合も、取り外した蛍光ランプが必ず出ます。ここをどう処理するかが、後半のテーマです。

費用の考え方と補助金

費用は「本数」「器具の種類(ランプ交換で済むか、器具交換か)」「工事の要否」「高所作業の有無」で決まります。一律の相場は出しにくいため、現地で器具を確認したうえでお見積りします。LEDは蛍光灯より消費電力が抑えられ寿命も長いため、電気代と交換の手間で回収していく形になります。

補助金は、年度によって大阪府や国の制度が出ることがあります。大阪府では過去に「中小事業者LED照明導入促進補助金」(補助率2分の1以内・上限1,500万円)が実施されました。年度ごとに内容や有無が変わるため、最新の情報は大阪府の公式ページでご確認ください。

どの補助金も「交付決定より前に発注・工事をすると対象外」です。補助金を使うつもりなら、見積の段階でその旨をお伝えください。スケジュールを合わせて進めます。

初期費用0円で切り替える方法もあります

LED化の一番の壁は初期費用です。100本、200本とまとめて交換するとなると、製品代と工事費でまとまった金額になります。そこで大泉衛生では、協力会社のライレイ株式会社が用意している初期費用0円のプラン(All-Winプラン)もご案内しています。

仕組みはシンプルで、LEDに替えて減った電気代のなかから、月々のレンタル料をお支払いいただく形です。まとまった資金を用意せずに切り替えられます。

初期費用0円(製品代・設置費用・処分費・輸送費・管理費・メンテナンス費を含む)
導入方法5年レンタル(譲渡権付き)
月額レンタル料1本あたり142円(100本で月14,200円)
契約満了後製品はお客様に譲渡。以降の支払いなしで削減効果が続きます
工事安定器内蔵型のためバイパス工事のみ。電気工事士の資格を持つ施工者が行います
期間の目安お問い合わせから完工まで最短1か月

交換した翌月から、支払いの合計が下がります

協力会社の資料にある試算です。直管LED 100本・1日10時間点灯という前提で、月々の電気代と支払いがどう変わるかを示したものです。

初期費用0円プランの費用イメージ 直管LED100本・1日10時間点灯の月額試算
▲ レンタル料を払っている5年間も、合計は元の電気代より下がります。6年目からは製品が譲渡され、電気代だけになります。
  • いまの電気代:月 35,280円(蛍光灯のまま)
  • 1〜5年目:電気代 8,400円 + レンタル代 14,200円 = 月 22,600円
  • 6年目以降:電気代 8,400円のみ(製品は譲渡済み)
  • この試算では交換した翌月から月12,680円、5年間の累計で約76万円の削減になります

※ 電気代の単価・点灯時間・本数によって金額は変わります。上記はあくまで100本・1日10時間点灯という条件での試算で、すべての現場に当てはまるものではありません。実際の金額は現地を確認したうえでお出しします。

処分費もプランに含まれています

このプランの費用には処分費が含まれています。これが、記事のはじめにお伝えした「LEDへの入れ替えとセットなら、取り外した蛍光灯の回収・処分費用が無料」という仕組みの中身です。製品・工事・処分をばらばらに手配すると、それぞれに費用と手間がかかります。まとめることで、そこが1本にまとまります。

検討するときに確認したいこと

  • レンタル契約です。買い取りではないため、契約期間中は月々の支払いが続きます
  • 期間は5年。満了後に製品が譲渡され、支払いは終わります
  • 途中で解約する場合の扱いは、契約前に必ず確認してください
  • 補助金との併用を考えている場合は、先にご相談ください。補助金は買い取りが前提のことが多く、条件が変わります

買い取りとレンタル、どちらが向いているかは、本数・使用年数・資金の考え方によって変わります。両方の見積りを並べてお出しできますので、比べたうえでお選びください。

取り外した蛍光灯はどうする|ここが見落とされがち

使用済みの直管蛍光灯を専用の箱に立てて分別保管している様子のイラスト
▲ 使用済みの蛍光灯は、割れないよう専用の箱に立てて、他の産業廃棄物と分けて保管します。

LEDに切り替えると、それまで使っていた蛍光灯がまとめて出ます。事業所から出た蛍光灯は「水銀使用製品産業廃棄物」で、家庭ごみにも、家庭向けの拠点回収ボックスにも出せません。

  • 他の産業廃棄物と分けて保管する(割らない・専用の箱で)
  • 許可を持つ業者に委託する(普通の産廃許可では運べません。水銀使用製品産業廃棄物の許可が必要です)
  • マニフェストに「水銀使用製品産業廃棄物」と明記して交付する

詳しい保管・委託のルールは蛍光灯・水銀灯の処分方法にまとめています。メーカーや量販店は「売る」まで、電気工事店は「工事」までで、外した蛍光灯の処分は施主側に残るのが普通です。

LEDへの入れ替えとセットで、使用済み蛍光灯の回収・処分費用が無料

大泉衛生を通じてLEDへの入れ替えを発注いただいた場合、取り外した蛍光灯の回収・処分にかかる費用をいただきません。LED製品のご提案は、協力会社のライレイ株式会社(大阪市大正区三軒家)が担当します。電気工事は有資格者が施工し、取り外した蛍光灯の回収・運搬は水銀使用製品産業廃棄物の許可を持つ業者が行い、マニフェストを発行します。器具ごと交換する場合の古い器具(金属くず・廃プラスチック類)は、当社の産業廃棄物収集運搬業許可で回収します。

  • 工事は電気工事の資格を持つ施工者が行います。ランプ交換・器具交換のどちらにも対応します
  • お見積りから工事、回収、書類の発行まで、窓口は大泉衛生の1つです
  • 蛍光灯の回収だけのご依頼は、費用をいただいたうえで協力会社をご紹介します

大泉衛生自身の産業廃棄物収集運搬業許可は、水銀使用製品産業廃棄物を含んでいません。そのため蛍光灯の回収・運搬はその許可を持つ業者が行い、当社は窓口として、製品の選定から工事の手配、回収、書類までを一括で調整します。器具ごと交換した場合の古い器具は金属くず・廃プラスチック類として、当社の許可で回収します。「誰が何を運ぶか」を明確にしたうえでお引き受けするのが、当社の考え方です。

LED製品を担当する協力会社

ライレイ株式会社(大阪市大正区三軒家/artjm.com)

自社ブランド「LSiX6」の直管型LEDなどを手がける総合メーカーです。現地の状況に合った製品の選定とご提案を担当します。電気工事は有資格者が施工し、取り外した蛍光灯の回収・運搬は水銀使用製品産業廃棄物の許可を持つ業者が行います。全体の調整とご相談の窓口は大泉衛生です。

ご相談から切り替えまでの流れ

脚立に立った作業員がオフィスの天井照明をLEDに交換している様子のイラスト
▲ 交換工事は電気工事の資格を持つ施工者が行います。取り外した蛍光灯はその場で箱にまとめます。
  1. お問い合わせ:本数、器具の種類、設置場所の写真をお送りください(LINEでも可)
  2. 現地確認・お見積り:ライレイ株式会社とともに現地を見て、ランプ交換か器具交換かを含めてご提案します
  3. 発注・日程調整:補助金を使う場合は交付決定を待ってから発注します。営業時間外の工事もご相談ください
  4. 工事・取り外し:電気工事の資格を持つ施工者が行います
  5. 回収・書類:蛍光灯は許可を持つ業者が回収、古い器具は当社が回収。マニフェストをお渡しします

お問い合わせから工事まで、通常は数週間です。補助金を使う場合は交付決定までの期間が加わります。

大阪市・堺市の事業ごみ回収・産廃のご相談LED切り替えのようなスポットのご相談も、日々の定期回収も。現地確認・お見積りは無料です。相談する →

よくあるご質問

Q. 2027年を過ぎたら、蛍光灯は使えなくなるのですか?

A. 使えなくなるわけではありません。廃止されるのは製造と輸出入で、いま付いている蛍光灯を使い続けることも、廃止日までに作られた在庫を買うことも禁止されていません。ただし交換用のランプは在庫がなくなり次第、手に入らなくなります。

Q. 自分で蛍光灯を外して、家庭ごみや区の回収ボックスに出してもいいですか?

A. 事業所から出た蛍光灯は水銀使用製品産業廃棄物にあたるため、家庭ごみや家庭向けの拠点回収ボックスには出せません。許可を持つ業者に委託し、マニフェストで管理する必要があります。

Q. 器具はそのままで、ランプだけLEDに替えることはできますか?

A. できます。ただし直管LEDには、工事なしで差し替えられるタイプと、安定器を外す配線工事が必要なタイプがあります。器具の種類によって適したものが変わるため、現地で確認したうえでご提案します。

Q. 補助金は使えますか?

A. 年度によって、大阪府や国の省エネ関連の補助金が出ることがあります。どの制度も交付決定より前に発注・工事をすると対象外になるため、補助金を使う場合は発注前にご相談ください。最新の情報は大阪府の公式ページでご確認いただけます。

Q. 回収費用が無料になる条件は何ですか?

A. 大泉衛生を通じてLEDへの入れ替えを発注いただいた場合です。取り外した蛍光灯の回収・処分費用をいただきません。回収だけのご依頼は費用をいただいたうえで、水銀使用製品産業廃棄物の許可を持つ業者をご紹介します。

Q. マンションの共用部や工場でも対応できますか?

A. 対応できます。廊下・階段・駐輪場などの共用部、工場や倉庫の高天井の照明も、協力会社と現地を確認したうえでご提案します。本数に関わらずご相談ください。

蛍光灯からLEDへの切り替えは、処分まで含めて大泉衛生へ

大阪市・堺市の店舗・オフィス・工場・マンション管理会社様。LEDへの入れ替え工事から、取り外した蛍光灯の回収、古い器具の処分、マニフェストの発行まで、窓口1つでお引き受けします。まずは本数と器具の写真をお送りください。現地確認・お見積りは無料です。

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お電話でのお問い合わせ 06-6696-6789

執筆者プロフィール

大泉衛生株式会社 代表取締役 木村 元

2009年創業/大阪市・堺市の許可業者/1,400拠点以上

「蛍光灯が買えなくなる」という話は広まっていますが、外した蛍光灯をどうするかまで考えている方は多くありません。切り替えと処分は、本来ひとつの仕事です。両方まとめて、正しい形でお手伝いします。

保有許可

  • 大阪市 一般廃棄物収集運搬業 第003-123号/堺市 一般廃棄物収集運搬業 第99号
  • 大阪府 産業廃棄物収集運搬業 第02700173953号(水銀使用製品産業廃棄物は協力会社が対応)